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学生時代の話(1)

こんにちは。

YSコンサルタント佐藤鮎子です。

 

今日は高校時代の

ある出来事を書いてみたいと思います。

 

 

私は小学生、中学生時代の

友人関係のトラブルがきっかけで、

人の心に関心を持つようになっていました。

 

心って何だろう?

 

なぜ感情ってあるのか?

 

皆、全員の姿形が同じで性格も一緒だったら

差が生まれず、ケンカも起こらないだろうな。

 

そもそも何故、人は生まれたのか?

 

何のために生きているのか?

 

命っ何なんだろう?

 

そんな事をずっと思っていました。

 

 

高校3年生のある時、

進路指導の先生との面談の際に

実は心に関心があって、

大学では心理学を学びたいと打ち明けました。

 

その先生からの回答は、、、、

 

「あなた何言っているの?

 あなたの偏差値だと○○大学の△△学部のここでしょ。

 

 心理学部って偏差値高いのよ。

 高望みはやめなさい。

 他の子も皆、この大学受けているでしょ。

 そんな親不孝なことを言うのはやめなさい」

 

私は返す言葉が見つかりませんでした。

ただ怒りで全身が熱くなったのを覚えています。

 

何で私を型にはめ込もうとするのか?

なぜ学びたいと思ったことを

妥協しないといけないのか?

 

なぜ、どうしたら実現できるのかと

話してくれないのか?

 

周りの子たちも

自分のやりたいことが分からないから、

 

とりあえず自分の偏差値にあう学校に

行くって言っているけど、

 

本当のそれでいいのか?

 

そもそも何のための大学なんだ!

 

先生からの一言がきっかけに

今まで抑えていたものが一気に爆発しました。

 

 

私はその夜、両親に、

 

留学したい。

日本の大学には行きたくない。

もう日本には居たくない。

狭い世界の中で狭い考えの中で生きたくない。

外の世界が見てみたい。

ともかく私を外に出してほしい

 

と懇願しました。

 

母親が当時を振り返り

こんなことを言っていました。

 

あの当時、2歳年上の兄は、

ワーキングホリデーという制度を使って

オーストラリアにいましたが、

 

兄が海外にいるのなら、

私だって海外に行かせてほしいと

言われたのが一番効いたと。

 

女の子だから海外に言っては

ダメとは言えなかったと。

 

両親の理解と応援のお陰で

私は高校卒業後、アメリカの大学へ

留学という機会を得る事が出来たのです。

 

次回はその続きを書かせて頂きたいと思います。