いつもありがとうございます。
YSコンサルタント佐藤鮎子です。
佐藤学長がよくお話しされる
Ｔ社のＹさんのお話。
ご存知の方も多いと思います。
その話とは、
学長が宝石のセールスをやっていた若かりし頃、
中華料理屋の奥さんにセールスし、
あともう少しで買うというタイミングで
ピンポーンのドアチャイム。
T社のＹさんです。
奥さんと知り合いなようで、
Ｙさんは学長の名刺を見るなり、
「ふーん。○○宝飾？聞いたことねえな」と言う。
「奥さん、宝石はもっと信用のある所から
買わなきゃだめですよ。
私のようなしっかりした会社だったら
間違いないでしょう？
デパートとか、ちゃんと信用のある所から買ったら、
何かあった時にもいいじゃないですか。
こんな石ころか何か分からないものを、
どこの馬の骨か分からない人から買って、
何かあったらどうするんですか」と言い始めた。
明らかに営業妨害。
買う気を無くした奥さん。
営業妨害され、怒り心頭の学長。
ところが学長は気持ちをパッと切り替え、
「よし！このＹさんに今日中に宝石を買ってもらおう」
そう決め、昼の11時から夜の11時までセールスし、
遂に、当時のお金で40万円の宝石を買ってもらった。
この話は何度も何度も聞いているし、
知っている、分かっているつもりでした。
先日の学長講演会の際にもこの話を聞き、
この話の新鮮味を失っている自分がいました。
しかし、会場は静まり返って、
ご参加の皆さんは身を乗り出して聞いているのです。
しかも、何度もこの話を聞いているはずの
多くの受講生が、です。
私は、はっと思いました。
私は学長のＹさんの話を知っている。
しかし、何も分かっていなかったと。
Ｙさんの話はもう知っているから、
何か刺激的な知らないことを話してほしい！
私は学長の話を知識として捉えていました。
Ｙさんの話について、学長がお話しされている
20年前の音声を聞く機会がありましたが、
同じ内容で同じ熱量でした。
学長は何も変わっておらず、一貫しています。
Ｙさんの話を最初に聞いた時は、
そんな事もあるのか！とビックリして
聞いた自分がいましたが、
段々と慣れが生じ、邪な心で聞いていました。
でも今回、会場にいる受講生の皆さんの
真剣さに影響を受け、私も真っ白な心で、
学長の話を初めて聞くんだ！
という意識で聞き始めました。
すると、段々と、
学長のＹさんの話は学長の人生そのままを
表していると私は感じました。
馬の骨とか石ころとか言ってきた相手が最後には
「あんたには勉強になったよ」
そう言って40万を出した。
他に安い宝石もあったのにかかわらず。
真我という目に見えない、良く分からない
世の中に無かったものに対して、
価値を伝え続けてきた学長。
たくさんの誤解、誹謗中傷を受けながらも
貫き通してきた学長。
そのおかげで、
自己否定の塊だった私が本当の自分に出会え、
人生の舵を大きく反対に方向に切ることが出来た。
もし、学長があの時、
Ｙさんへのセールスを自分を
理解してくれないからと諦めていたとしたら、、、
もし、学長があの時、
Ｙさんとぶっ飛ばしていたとしたら、、、
私はいまだに自己否定の塊で
将来に絶望し生き永らえていたかもしれない。
伝える側が諦めない限り、
どんな人にも真我は伝わることを
Ｙさんの話を通じて学長は
証明していただいている。
学長の人生を圧縮して、圧縮して伝えるとしたら、
このT社のＹさんの話の中に
学長の歴史のすべてが
詰まっているのではないか。
そう思えてきたのです。
学長はT社のＹさんの話の結びにこう言います。
「営業とは町を開拓するのではない。
己の心を開拓していくことだ」と。
今回の事で、
私は知識で学長の話を理解していたなぁ。。。
分かったつもりになって、
傲慢になっていたなと感じました。
学長の話は話であるが話ではない。
受け取り側の姿勢によって
いかようにでも変化する。
学長の言ってくださる事の
ほんのわずかも分かっていませんが、
こんなにも偉大なリーダーの元、
仕事をさせていただいていることが
有難いと感じる今日この頃です。
本日もお読みいただき
ありがとうございました。
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