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思考が現実化する

こんにちは。

月曜日担当の尾崎です。

前回の続きです。

ふざけるな!

無気力!

閉塞感!

退職したい!



いつしか、通勤電車でそんな想いばかりが

湧き上がっている自分がいました。



10人のスタッフを纏め上げることが出来ず、

いつしか皆が仲間から敵のように

感じるようになってしましました。



 マネージャーになるんじゃなかった!

プレーヤーの頃のほうがずっと良かった!

出来ることなら、もう一度やり直したい!



助けてくれー!



思考が現実化する



25年前の私は、そんな言葉も知りませんでした。



ふとした時に湧き上がってくる思いが、現象面に顕れる。



大抜擢されて、最年少で課長になり、立派な事務所を構え、

スタッフも10人になりました。





目に見えないスタッフの心と一つにすることが出来ませんでした。



今、思えば、私の父親も自分の才覚で事業を伸ばしましたが、

組織を作って、動かすタイプではありませんでした。



人間の心は、何層にも何層にもなっていることも知りませんでした



故に、スタッフとのコミュニケーションも、表面的な言葉や態度に

影響を受けていました。



たくさん読み漁った書籍の中には、そんな記述もありましたが、

具体的に、現場でどう活かしたらよいかは、分かりませんでした。



人間関係が苦しかったです。



自己実現したい!



愛する家族を幸せにしたい!



そんな想いとは裏腹に、職場の状況はドンドン混迷して行きました



問題があるのに、その解答が分からなければ、人間は行き詰りを感じる。



少なくとも、その頃の私はそうでした。



もう、どうにでもなれ!



そんなやけっぱちな想いも、出て来てしまいました。



25年前のあの頃に、佐藤先生に会うことが出来れば、

私の人生も大きく違った展開になっていたと思います。



でも、あの苦しみがあったお陰で、今があるのも紛れも無い事実です。



不満と焦燥感でいっぱいだった私の心が、私の開拓した大口の取引先の

経営不振を引き寄せてしまいました。



テレビショッピングの会社で、真珠のネックレスを飛ぶように販売していただいた会社でした。



その会社の社運を賭けたテレビ放映の当日に、イギリスのダイアナ妃の

訃報がありました。



視聴率は激減し、予定していた売上は立たずに、万事休すとその社長は

破産手続きを覚悟した日でした。



大口の取引先だけに、債権も大きく、私は絶望感に苛まれました。



幸い所属する会社は、体力もありましたので、影響はありましたが

大打撃までには及びませんでした。



私自身は、企業人として、絶望を感じていました。



その時は、36歳で、課長になり5年目が経過していました。



息子が5歳、娘が3歳でした。



佐藤学長に出会えたのは、それからまだ2年先のことでした。



(つづく)、





追伸:



4月12日に、佐藤先生からあなたへ

「真我のリーダーシップ」を直伝する

講演会を開催します。



定員100名、参加費5,000円です。

http://bit.ly/2IV8lVC



リーダーシップの本質を学んで

更なる成果を出したい方はおススメです。



早くも、定員の半分のお席が埋まっております。



早めのお申し込みをおススメします。