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ゼロ経営しときゃよかった

みなさんこんにちは!

 

サンタ営業講師の得能(とくの)です。

 

今日もお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

現在ある営業会社の研修を定期的に

 

開催しております。

 

 

 

その会社では、すべての営業社員に

 

美点発見100項目に取り組んでいただいてます。

 

わずか12、3分位で100個書けるような

 

ツワ者も出てきました。

 

 

 

やはりたくさん書ける方は

 

お客様に好かれ、業績の良い社員が多いようです。

 

 

 

このワーク1つでも真我開発講座なんですね。

 

こちらの会社では美点発見が共通ワードです。

 

より会社で浸透し、目標達成できるよう

 

サンタ営業を通じて支援していきたいです。

 

 

 

さて、前回から話してる

 

リーマンショック後の保険代理店経営ですが、

 

それまでは大変順調だったのに転落していきます。

 

 

 

 

 

昇り詰めたらあとは下るしかないと~

 

下るしかないと気づかなかった~

 

天神様の細道~

 

(さだまさし 飛梅)

 

 

 

 

 

ふと、中学生の頃聞いてたこの歌の歌詞が思い浮かびました。

 

この歌詞のフレーズどおりなんですね。

 

世界同時不況突入の中、

 

やめときゃいいのに

 

投資して拡大しようとしてたんですね。

 

 

 

結果は、ただランニングコストが増え

 

借金が膨らむだけでした。

 

一番大きくコスト高になったのは事務所家賃ですね。

 

社員を雇って組織化してと思ったのですが

 

当時は不況の中

 

すでに減収保険代理店に転じていたので

 

思いきって社員雇うなどできなくなってました。

 

 

 

しかし、駅近くの目立つ所に新事務所を構え

 

見た目は儲かってそうな

 

とっても前向きな保険代理店に見えたことでしょう

 

 

 

ですが、減収してるわけですから

 

削るといえば役員報酬しかありません。

 

体裁は整え、見た目は良さそうでも

 

実態は厳しい状況になっていきます。

 

 

 

まともな経営者ならどこかのタイミングで

 

なるべく早く手をつけるべきなんです。

 

見栄では経営できません。

 

実を取らないといけないんです。

 

いかに存続し繁栄させていくか?

 

 

 

佐藤先生の言葉に「ゼロ経営」というのがあるそうです

 

YSの尾崎さんからずいぶんと時間経ってから

 

その言葉を知りました。

 

ゼロ経営とはいかにコストをかけずに利益を出すか?

 

利益を生まない物を省いていくか?

 

 

 

代理店事務所は単なるハコでした。

 

 

 

場所がいいとか目立つところにあるとか

 

なんとかの窓口みたいな

 

来店型に大きく舵をきるならまだしも

 

利益に大きく貢献するものではありませんでした。

 

 

 

その利益にあまり貢献しない素敵な事務所に

 

5年いることになります。

 

すぐに会社事務所移転すると

 

なんか経営ヤバイんじゃないのと思われるのも

 

イヤですからね。

 

 

 

自分がそのハコにふさわしくなればいい

 

会社をそのレベルに引き上げていけばよい。

 

当時はそう思って、それをモチベーションにしてました。

 

 

 

でもそれって自分に矢印向いてるよね。

 

お客様に矢印向けるならそんな見栄、体裁にお金かけずに

 

まずは会社を安定させ、

 

もっとお客様に喜んでもらえるような

 

何かにお金かけるべきだった。

 

 

 

今ならそう思います。

 

 

 

 

 

しかし過去はこれで良かったです。

 

 

 

入居5年後に大家さんから

 

「申し訳ないが、ここ出てってくれませんか?」

 

と言われます。

 

 

 

え?もしかして家賃も払えなくなったの?

 

 

 

(つづく)