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「ありがとう。お前のお陰で佐藤先生に出会えたよ」

YSコンサルタントの尾崎です。

 

今年の7月、私の母は

90歳になりました。

 

母の生まれ故郷は三重県の伊勢志摩。

2年前にサミットが開催された賢島です。

 

真珠養殖の発祥の地でもあります。

 

英虞湾(あごわん)という

風光明媚なリアス式海岸の郷里で、

 

母は大きな農家の5人兄弟の

末っ子に産まれました。

 

戦時中でしたが、

親の理解があり師範学校にすすみ、

終戦後、郷里で教員の卵になりました。

 

そこで同じ教員の卵だった父と出会って

結婚したそうです。

 

教育現場への夢と現実のギャップに悩み、

父との生活に人生を賭けたそうです。

 

 

そして今から6年ほど前、

85歳の母が私に言いました。

 

『もし、出来ることなら、

 佐藤先生の講習(セミナー)を

 一度受けてみたい。』と。

 

自殺寸前だった私を佐藤先生は救ってくださり、

スタッフの役割もくださいました。

 

年老いた母は、息子の命の恩人である

佐藤先生に、心の底から感謝しています。

 

来る日も来る日も、

佐藤先生の本をたくさん読んだ、

母からの言葉でした。

 

そして、

『生命のプログラムセミナー』という

YSコンサルタント主催の

佐藤先生のセミナーに参加した時のことです。

 

私は2日間、スタッフとして

運営と進行をしていました。

 

2日目のペアワークの佳境で、

あろうことか、奇数の方への対応で、

母とペアワークをすることになりました。

 

正直、困ったなぁ!と言う私に、

母がワークの中で告げました。

 

『ありがとう。お前のお陰で

 佐藤先生に出会うことが出来たよ。

 ありがとう。』

 

 

『えっ!』

『どうして?』

『命の恩人だから?』

 

私は、心の中でそう呟きました。

 

 

『佐藤先生がなさっていることが

 本当の教育だね。

 教員だったあの頃、私はそれを

 求めていたんだ。』

と母が言いました。

 

80代半ばの母が、終戦後の教育現場に、

夢をもって教員に就いた

20歳前半の頃の想いを

ずっと抱いていたことを知りました。 

 

そして、佐藤先生との出会いで、

本当の教育のあり方を悟った母の言葉でした。

 

私には、忘れられない大好きな母の言葉です。

 

 

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

尾崎 隆博

 

 

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コメント: 1
  • #1

    三輪大五郎 (日曜日, 13 1月 2019 14:28)

    尾崎さん、感動しました!