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こんなことなら、管理職になるんじゃなかった!

こんにちは。

月曜日担当の尾崎です。

 

前回の続きです。

 

サラリーマン時代は、

暴走過ぎるくらいにやりすぎてしまいました。

 

神戸本社から東京に事務所を出店して、

ゼロから10人の部署を立ち上げて、

全社の売上の25%を

受け持つようになっていました。

 

私が挫折した原因はマネジメント力の未熟さであり、

リーダーシップが取れなかったことでした。

 

正直、苦しくて、苦しくて、

仕方ありませんでした。

 

個人プレーヤーとして、

営業と仕入をやっているときは、

仕事が楽しくて楽しくて

仕方ありませんでした。

 

スタッフが2人になり、

5人になり、やがて10人なりました。

 

バブルの頃でもあり、皇室のご成婚も続き、

兎に角、真珠が売れて売れて、

日本中の店頭から真珠が無くなってしまうくらい

売れました。

 

これが、まだまだ続くと

誰しも疑わなかった時代でした。

 

事務所も大きなところに移転して、

株式上場も視野に入れていました。

 

 

時代背景に乗って売上も上がりましたが、

私自身のマネジメントの

力が上がっていたわけではありませんでした。

 

何とか、凄い会社、凄い部署にしたい!

 

同じ業界にいた父親に、

認められたいと心の深いところで、

強く願っていたと思います。

 

マネジメントやリーダーシップ、

経営者の書籍など、

山のように読み漁りました。

 

でも、現場では、何一つ

活かすことが出来ませんでした。

 

 

営業マネージャーになることで、

楽しかった仕事・会社が、

どんどん色褪せていきました。

 

 

こんなことなら、管理職になるんじゃなかった!

 

 

自分がこんなに頑張れば頑張るほど、

親会社から天下りが増えてきて、

 

ふざけるな!

 

 

やるせなさ!

怒り!

無気力!

閉塞感!

退職したい!

 

 

いつしか、通勤電車でそんな想いばかりが

湧き上がっている自分がいました。

 

10人のスタッフを纏め上げることが出来ず、

いつしか皆が仲間から敵のように

感じるようになってしましました。

 

 

マネージャーになるんじゃなかった!

プレーヤーの頃のほうがずっと良かった!

出来ることなら、もう一度やり直したい!

 

助けてくれー!

 

(つづく)

 

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