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諦めない

みなさんこんにちは!

サンタ営業講師の得能(とくの)です。

今日もお読みいただきありがとうございます。



11/10は岐阜県で「いびがわマラソン」という

大会に参加しました。

「得能さん、またマラソンネタですか?」

と聞こえてきそうですが、

まあ、いいじゃないですか。

お付き合いください。



10代の頃は陸上部(短距離走)でしたが

大人になってランニングが習慣化されたのは

今から10年ほど前、42歳位だったと思います。



フルマラソンの参加は今回で8回目です。

やり始めた頃はどんどんタイムが縮まり

練習すれば結果がでるということで

励みになりましたが、

もうこれだけのキャリアになると

よほど練習に負荷をかけない限り

タイムを縮めることはできません。

最近では忙しさもあって練習が遠のいたりして

昨年の8~9割位の練習量でした。



講師プロフィールに

趣味:マラソン(サブ4)と公表しながら

*サブ4→4時間切ること。これを目標にするランナーは多い

今年はムリかなぁ、とひそかに思ってました。

スタート前から弱気なんですね。



いびがわマラソンは以前にもお話したように

とっても人気のある大会です。

なぜ人気かというと、揖斐川町民総出でランナーを応援するからです。

幼児、園児、小学生、中高生、大人、お年寄り、犬、猫、総出なんです。

ランナーはそれが嬉しいのです。

応援する町民の皆さんも楽しそうに大会を盛り上げます。



マラソンの魅力は達成感です。

フルマラソンは42.195km

気力体力の限界への挑戦です。

ゴールすると、もう空っぽです。



長い距離を走るわけですが

27~8km位走ると大体これくらいのタイムで

完走するなというのが見当つきます。

今回は3時間55分位かなと思っていたのですが

そこは練習不足もあって

若干、見当が外れていきます。

35km位の地点で

「あ~苦しい。もう、サブ4無理かもしれない。余裕ない」

「どうする、諦める?」

フルマラソンの大会では食べ物補給所というものが

各所にありまして、スイーツ、ステーキ、いなり寿司、太巻き

菓子パン、フルーツ・・・・・・・・。

「諦めて食に行こうか?」

心の声が聞こえます。

35km位で心と体の全体会議が始まります。

3時間55分をオーバーするという予測は

サブ4できないことはないが

まったくの余裕なく、ゴールまで最高レベルの苦しみを

味わうということなんですね。

「やるの?やらないの?」

肉体に指令を送る心のご主人様の判断は

食に行かずにサブ4に挑戦するという、

最高レベルの苦しみを経てサブ4の

喜びの達成感を味わおう!

でした。



最後は、特に残り3kmはがむしゃらでした。

目の前を走るランナーが止まって見えるくらい

どんどん追い抜き

結果は3時間59分36秒



まったく余裕のない

最後は最高レベルの苦しみでしたが

サブ4できたことに

なんとも言えない充実感がありました。



最後まで諦めなかった、

すごいじゃないか。諦めなければ

できるんだ!

自分を認めれる。自分を認め、

並み以上の運動能力とこの精巧な肉体を作った父母、ご先祖様に

感謝が溢れました。



ゴール後、本当に全てを出し切り

空っぽになった後

ビールを飲みました。

格別なおいしさですね。

充実した日を過ごし、

また、来年もここに来よう!

そう思いました。



マラソンはその繰り返しなんですね。